耐震等級とは？

今回は防災の家づくり、耐震等級についてお話ししていきます。

耐震等級とは国が定めた品確法(住宅性能表示)により建物の地震に対する強さを表す指標の一つです。

【耐震等級１】

数百年に一度起こる大地震に耐えられる強度を持っています。

2016年に起きた熊本地震に耐えられるレベルです。

建築基準法はクリアしているので、耐震等級１だからといって

建物が弱い訳ではありません。

【耐震等級２】

耐震等級１の1.25倍の強度があります。

災害時の避難場所として指定されている学校や病院・警察等の

公共施設は耐震等級2以上の強度が必要になります。

また、長期優良住宅に選ばれるためには耐震等級2の基準が必要です

【耐震等級３】

これは最も高いレベルで、災害時の救助活動等の拠点となる

消防署や警察署などは、耐震等級3で建築されています。

耐震等級３は現在の最上級のランクであり、県や市などによる厳しい審査が行われる為、

大地震に対して十分耐えられるレベルです。

防災の家づくりは安心安全な家、地震に対して命が守れる

地震が起きたあとも暮らせる家づくりに

つながりますが、3等級などの家づくりには構造計算にかかる費用など

耐震性を上げるための諸経費が掛かる場合があります。

適正な予算を算出し、それぞれのご家庭によってデザイン

エリアなど・間取り・耐震性も含めて優先順位を決めていくのも大事です。

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